季節も九月に入り、最近やけに台風が頻繁にくる。
そんなある晩。
外は雲行きが怪しく、ゴロゴロと不安な音を響かせていたので今日の作業は早めに切り上げて、カイトとマスターは早々に寝ることにした。
マスター(以下”マ”)「んじゃ、パソコン切るぞ。って何壁の方向いて んだ?カイト;」
カイト(以下”カ”)「いえ、アハハハ;雷鳴りそうだなぁ、と・・」
マ「まぁ、この天気じゃ確実だろうなぁ。ほら、パソのデータ飛んだら困るから電源切るぞ?」
カ「・・・はい。おやすみなさい、マスター」
マ「ん、おやすみ~」
ピシャーーーンッッ!!
どれくらい時間が経ったのだろう。すっかり熟睡していたマスターは、凄い雷の音で目が覚めた。
マ(今のはどっかに落ちたな・・・)
そんなことを思いながら寝返りを打つと、部屋の中に黒い人影が立っている。
マ(ん?人影・・・って)
「うわぁぁぁぁぁぁぁあああああああっっっ!!!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁあああああっっっ!!!」(←つられて叫んでる)
そう、こんな夜中に誰かいるわけがないのだ。
マ(まままままままさかおば、おば・・~~)
カ「マスター?」
マ「へ??・・・カ、カイトか?」
カ「はい、そうですけど・・大丈夫ですか?凄い悲鳴;」
ギクッ
マ「だ、大丈夫だよ。それよりカイト、こんな夜中に出てきて何やってんだよ;」
カ「え・・そ、その・・雷が煩くて・・・」
マ(ははーん。煩くて、じゃなくて怖くての間違いな)
マスターは、自分がカイトを幽霊と間違えて怖くて叫んだのを棚にあげ、おもわず笑ってしまった。
マ「仕方ないな。一緒に寝るか?」
カ「い、いいんですか??!」
マ「はい、どうぞ」
蒲団を持ち上げてやると、カイトは嬉しそうに中に入ってきた。
マ(ぷ。犬みてぇ。)
数分後
マ「狭いな・・」
カ「狭いですね・・・」
今度は別の意味で眠れない2人の姿がそこにあった。